2018年6月29日金曜日

運動あそび(サーキット)

「サーキット」は、トランポリンや障害物などを置き、そのコースをぐるぐるとまわり、身体を動かす取り組みです。


いろはまなびの森では、個別療育と集団療育を行っています。
サーキットは集団療育に入ります。

サーキットでは、身体の動かし方やバランスのとり方、力の上手なコントロールなどを身に付けていきます。

それと同時に、順番を守ったり、友だちと楽しく関わったりといった、人との関わり方やルールといったことも身に付けていきます。


サーキットで身に付けていくのは、大きな動きだけではありません。

箸を持つ、ハサミで切る、歯みがきをする、靴ひもを結ぶ、転ばずに歩く……

日常生活に必要な動きは、上手に動かして、適度なバランスをとって、ちょうどよい力の入れ具合が必要です。
サーキットに取り組むことによって、日常生活に必要な小さな動きも上手にできるようにしていきます。

また、サーキットは身体を動かすだけではありません。
自分勝手に動いてしまったり、やり方が間違えていると、楽しく安全に取り組むことができません。

順番を守ったり、正しい方向に進んだりといったルールを守ることが大切です。
また、友だちに関心を持ち、コミュニケーションも取りながら、人との関わり方も身に付けていきます。

楽しく身体を動かし、友だちとも遊ぶ!
子どもたちの「楽しい」という気持ちをたくさん引き出していけるよう、取り組んでいきます。


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➡ http://iroha-manabi.com/index.html

2018年6月28日木曜日

教材の紹介「同じ色で分けてみよう」

物には「かたち」があり、「いろ」もあります。

今回の教材はこちらです!



「物には、いろんな色があるんだよ」

この教材では、〇や△などの形だけではなく、「いろ」というものの考え方を身に付けていくことをねらいにしています。


この写真では、同じ色の玉で分けて、ケースに入れているところです。

2色で分けることができるようになれば、3色にして取り組んでいくなど、内容を発展させることもできます。


また、この写真のように、手先の使い方の上達もねらいに入れて、洗濯ばさみを使った色分けの教材もあります。


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2018年6月27日水曜日

教材の紹介「パズル」

今回は、パズルについて取り上げます。
パズルは、いろんなところで見かけるおもちゃですよね。



パズルには、いろいろな点で、発達をうながす効果があります。

  • 手先を動かす練習

パズルは、小さなピース同士を、手先でつまんで合わせていくおもちゃです。
手先をうまく使う必要があり、手先を動かす練習につながります



  • 集中力や想像力

パズルはすぐに完成するものではなく、少しずつ完成させていくものです。 
集中して考える時間が必要で、また、元の絵はどんなものであったかを想像する必要があります。 


  • 論理的な思考力

パズルでは、ピース同士が合っていないと、

「このピースでは合わなかったな」
「だったらこのピースはどうだろう」

と考えていく必要があります。
筋道を立てて考えていく必要があり、この過程で論理的な思考力を高めていくことが期待されます。


  • 物の向きや位置を考える力

パズルでは、ピースの向きや置く位置を考える必要があります。目で見た情報から、物の向きや位置を考える力(空間認知の力といいます)が必要となります。


少し難しい説明でしたが、身近なパズルには、こんな効果があるんですね。

いろはまなびの森では、ピースの数が少ないものや、簡単な絵のパズルもそろえています。
子どもの力や興味に合ったパズルを、療育では使っていきます。


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2018年6月24日日曜日

教材の紹介「ぱくぱくちゃん」

今回ご紹介するのは、パペット「ぱくぱくちゃん」です。
東京おもちゃ美術館」内のお店で購入することができます。

 ➡ 東京おもちゃ美術館

この「ぱくぱくちゃん」は、口がぱくぱくするだけではありません。
なんと、口の奥に穴が開いていて、いろんな物をのみこんでしまうのです!

楽しい雰囲気づくりに役に立っています。


もぐもぐ……

もぐもぐする姿に、子どもたちの目はくぎ付けになります。

おいしかった!

みんなよく集中して見てくれます!

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2018年6月23日土曜日

教材の紹介「ふしぎなジェル」

療育では、いろいろな道具(教材)を使います。

ここからは数回に分け、教材の紹介をしていきたいと思います。

今回ご紹介するのは「ふしぎなジェル」です。


百均で買うことができます。
スライムのように、ひんやりぐにゅ~っていう手ざわりです。
感触遊びで使ったり、手や指を動かす活動の時に使っています。

見た目はスライムです。


いろんな色があって、きれいです。


自分で好きな形にすることができます。


手に巻き付けてみたり……。


細くして、おもちゃの包丁で切ってみたり……。

ちなみにこの不思議なジェルは、板の上で切ると、とってもいい音が出るんですよ!
下の動画をご覧ください。
包丁が板にあたるときの「カツン!」という音と感覚は、五感に働きかけるものがあります。




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2018年6月22日金曜日

発達検査「太田ステージ」について

発達検査によって、お子様のおおよその発達段階を知ることができます。

いろはまなびの森では、発達検査として「太田ステージ」を使っています。
※障害の有無や確定診断を行うものではありません。

今回は、「太田ステージ」について、簡単にご説明します。

太田ステージでは、

お子様の言葉の理解が、今どの段階にあるのか

を知ることができます。

たとえば、

「物には名前があることが理解できているか」
「物の使い方が理解できているか」
「簡単な言葉かけに、指差しで応えることができているか」

など、言葉をどれだけ理解しているか、その段階を分かりやすく知ることができます。

太田ステージの結果は、個別支援計画作成や、お子様の療育で生かされることになります。


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2018年6月21日木曜日

いろはまなびの森 教室に通うまでのステップ

前回の記事では、初回相談までのステップについてご説明してきました。

今回は、「いろはまなびの森」をご利用になるまでについて、ご説明します。


  • ご契約


教室に通うことが決まりましたら、利用開始までの手続きについて、詳しくご説明します。利用にあたっての必要書類は、管理者が最後までサポートします。

また療育にあたり、発達検査(太田ステージ)を行います。この発達検査は、お子様の発達のおおよその段階を知り、療育の内容に生かしていくためのものです。障害の有無や確定診断を行うものではありません。

太田ステージについては、こちらをご覧ください。

  ➡ 太田ステージ


     

  • 利用開始


お子様一人ひとりに「個別支援計画」を作成いたします。
この「個別支援計画」に基づき、お子様に合わせた療育内容をご提案します。





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2018年6月20日水曜日

子育ての悩み 相談までのステップ

雨の日が多くなり、アジサイがきれいに咲いています。

さて、「いろはまなびの森」では、メールやLINEほか、いろいろな方法で子育てについての相談や悩みを受け付けています。

今回は、実際に相談するまでの流れをご説明します。

  • お問い合わせ・初回相談の予約


お問い合わせの方法をいくつかご用意しています。
下のページよりお問い合わせください。


お話をうかがった上で、必要に応じて、初回相談のご提案をいたします。
  ↓

  • 初回相談


ご予約していただいた日時に、お子様と一緒にお越しください。

初回相談では、お子様について困っていることや、心配なことなど、どのようなことでも相談していただけます。

また、「いろはまなびの森」での療育内容や、システムについてもご説明いたします。

相談している間、お子様は職員がお預かりし、一緒に遊ぶなどして過ごします。
なお、必要に応じて発達検査(太田ステージ)を行うこともできます。

初回相談は無料となっております。
お気軽にご相談ください。

初回相談の結果、保護者の方が、療育が必要と判断されましたら、実際に教室に通うという流れとなります。




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2018年6月17日日曜日

子育ての悩み、相談してみませんか?

子育てをしていくと、いろんな不安や悩みが出てくることと思います。

「ほかの子と比べて、行動や様子が少し違う」
「子育ての仕方が分からなくて不安だ」
「友だちとのかかわり方が、あまり上手じゃない」
「乳幼児健診(1歳半・3歳)で、少し様子を見ましょうと言われた」




「いろはまなびの森」では、地域の皆様にとって相談しやすい施設をめざし、お子様についての相談を受け付けています。子育てに関するどのようなことでも、相談することができます。

初回相談までのステップ

相談するためには、多かれ少なかれ、勇気が必要なことと思います。
いろはまなびの森では、相談するための方法をいくつかご用意しています。
ご相談の際は、一番やりやすい方法をお使いください。


・メールで
 takita@threebell.net 

・facebookで
・LINEで
 友だち追加  

・電話で(年中無休で受け付けています)
 049-293-3581

・直接相談する
 埼玉県富士見市西みずほ台3-1-2
 東武東上線「みずほ台駅」、西口から歩いてすぐ
 (マルエツの裏側)

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2018年6月16日土曜日

療育について まとめ

さて、2回にわたり、個別療育と集団療育について、ご説明をしてきました。

 ➡ 個別療育

 ➡ 集団療育


個別療育と集団療育とでは、取り組み方に違いはありますが、その目的はどちらも同じです。

「子ども一人ひとりに合わせた活動を通して、できることを少しずつ増やしていく」

「社会生活での基本的な力を身につける」

何を目標にして療育に取り組むか、保護者の皆様と一緒になって考え、お子様の課題に合った活動内容で、療育を行っていきます。



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2018年6月15日金曜日

集団療育


いろはまなびの森では、「個別療育」「集団療育」の2つの内容で、療育を行っています。

今回は「集団療育」について、ご説明します。


集団療育


集団療育では、友だちとの関わり方や、集団の中でのルール(順番を待つなど)、体の動かし方などを学びます。

人数は5人前後、約45分間の活動です。
最後は、個別療育と同じように、保護者の皆様と職員との情報交換が、約15分間あります。

集団療育の流れ


  1. 名札を付けたり身じたくをしたりして、準備をする。
  2. サーキット(体を動かす遊び)
  3. お集まり(始まりの会)
  4. 活動1(ルールのある遊び、など) 
  5. 活動2(工作などの創作活動、など)
  6. 保護者と担当職員とで、その日の振り返りを行う。

サーキットでは、トランポリンやトンネルくぐり、一本橋を渡るなど、いろんな遊具を使い、楽しみながらからだの動かし方を学びます。

「お集まり」とは、「今日はこんなことを、こんな順番でやりますよ」という、全体の流れを子どもたちに説明する活動です。子どもたちはいすに座って、職員の話を聞きます。

ここでは、教材を使ったり歌をうたったりして、子どもたちが楽しみながら、活動の見通しを持てるようにしていきます。



「活動1、2」では、子どもたちの興味や関心、実態に合わせて、いろんな遊びや活動に取り組みます。

絵の具を手に付けてペタペタしたり、折り紙を折ってみたり。
時には、広い新聞紙をバリバリ破いて天井に放ったり、新聞紙のプールの中でお友だちと遊んだり・・・・・・。

みんなの笑顔をたくさん出せる、そんな活動に取り組みます。


集団療育が終わったら、個別療育と同じように、保護者の皆様と職員が、お子様のことについて情報の交換をします。

➡ 個別療育


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2018年6月14日木曜日

個別療育


みなさんこんにちは!

今回は、いろはまなびの森での療育について、ご説明します。 


いろはまなびの森での療育


いろはまなびの森では、「個別療育」「集団療育」の2つの内容で、療育を行っています。

今回は「個別療育」について、ご説明します。


個別療育




個別療育では、お子様の課題に合った教材を使い、職員と1対1で取り組みます。

個別療育の流れ


  1. 名札を付けたり身じたくをしたりして、準備をする。
  2. 教材を使った活動に取り組む。(内容は下記参照・約30分間)
  3. 保護者と担当職員とで、その日の振り返りを行う。(約15分間)

教材を使った活動の例


「豆を箸でつかんで、お皿の上に置いていこう」(目と手の協応)
「ビーズの穴に、ひもを通していこう」(手指の操作)
「同じ形のものを探そう」(マッチング)
「もぐもぐさん♪(下の動画)」(しっかりと見る)



個別療育が終わったら、担当職員と一緒に、

「その日の様子はどうだったか」
「最近気になっていることはないか」

など、お子様のことについて情報の共有をします。
担当職員と話している間、お子様は別の職員と一緒に遊びます。

保護者の皆様と共有した情報は、記録をしていき、次回の個別療育に生かされます。
 
次回は、「集団療育」についてのご説明をします。


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2018年6月13日水曜日

いろはまなびの森で取り組んでいること

梅雨に入り、雨の日が多くなりましたね。

さて、前回の記事では「いろはまなびの森」の、建物の中の紹介をしました。





今回は「いろは まなびの森」は、どのような施設で、どのようなことに取り組んでいるのかをご説明します。

「いろは まなびの森って、どんなところ?」

いろは まなびの森は、

「子ども一人ひとりに合わせた活動を通して、できることを少しずつ増やしていく場所」

です。
難しく言うと、児童発達支援事業所となります。


「ほかの子と比べて、行動や様子が少し違う」
「子育ての仕方が分からなくて不安だ」
「友だちとの関わり方の練習をしたい」
「乳幼児健診(1歳半・3歳)で、少し様子を見ましょうと言われた」

このようなお子様の発達を支援し、社会生活での基本的な力を身につける取り組みを行っています。

いろはまなびの森では、お子様に合わせた療育プログラムを、保護者の皆様と一緒になって考えていきます。


 次回は、療育ではどのようなことをするのかを、ご説明する予定です!


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2018年6月9日土曜日

いろはで使っている教材

私たちは、お子様の力を伸ばし、できることを増やすために、いろいろな道具(教材)を使います。

市販されているものをそのまま使うこともありますが、お子様一人ひとりに合わせて、職員が手作りすることもあります。

今回は、いろはで使っている教材の一部をご紹介します。


  • 型はめ
丸は丸に、三角は三角の型に、それぞれはめ込みます。




こちらは、大きさを見分けて、同じ大きさの型に丸い板をはめ込みます。



  • 絵カード
右と左に分かれている絵をよく見て、緑色のわくの中に置きます。
絵カードは市販のものですが、緑色のわく(5ミリほどの高さ)は、カードを置きやすいように、職員が作ったものです。



  • ぱくぱくさん
ペットボトルに穴を開けて、うさぎの口にしています。
うさぎの口の中に、上手に食べものを入れることができるかな?



  • 同じ色はどれ?
段ボールに黄色とピンクの画用紙を、それぞれ貼っています。
同じ色の洗濯ばさみで、板をはさみます。



  • 上手に入れられるかな?
100均で売っている入れものを使っています。
フタの部分に、穴と切れ込みを入れています。
ビー玉を指先でしっかり持ち、穴の中に押し込む力が必要です。




これ以外にも、たくさんの教材があります。


「お子様の、どんな力を伸ばせばよいのか。」
「どうすればその力を伸ばせるのか。」
「興味をもって、楽しんで取り組めるには、どうすればよいのか。」

個別での療育は、教材を使った活動が中心となります。
一人ひとりに合った教材を活用できるよう、いつも心がけています。


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2018年6月8日金曜日

いろはまなびの森 施設紹介

こんにちは!
暑い日が多くなり、夏を感じさせる季節となりましたね。

そんな中、6月1日にオープンした

「いろは まなびの森」

ですが、いくつかお問い合わせをいただいていますので、数回に分けてお答えしていきたいと思います。

「いろは まなびの森って、どんなところ?」


まず今回は、建物の中の紹介をしたいと思います。

  • 玄関
明るくて清潔なスペースになるように、心がけています。




ちょっとした待ち時間に、子どもたちが遊べるスペースもあります。




  • 控え室
子どもたちが取り組んでいる姿を、マジックミラー越しにご覧になることができます。
飲み物も用意してありますので、ご自由にご利用いただけます。




  • プレイルーム
活動のメインとなる場所です。
個別で療育に取り組むときは、パーティションで区切り、集中しやすいように環境を整えます。
また、集団で取り組むときは、スペース全体を使い、活動しやすくします。





☆個別で取り組むとき




☆集団で取り組むとき





私たち職員が大切にしていることの一つに、「環境の構造化」というものがあります。
ここでいう環境の構造化とは、簡単にいうと、

「子どもたち一人ひとりに合わせて、わかりやすく活動しやすい環境を作る」

ことを言います。

子どもたちの力が十分に発揮されるよう、日々、活動環境を整えていきたいと思っています。 


次回は「療育で使う教材」の紹介を予定しています!


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