2018年8月31日金曜日

教材の紹介「ビーズ刺し」

今回紹介する教材は、「ビーズ刺し」です。

棒に、ビーズを刺していきます。


棒は細いので、集中力や指先を上手に使うことが必要です。


完成です! 


ビーズを一つ入れるごとに、

「すごいよ!」
「頑張ってるね!」

など、ほめる言葉かけがたくさんあると、お子様も最後まで頑張って取り組むことができるのではないでしょうか。

できないことよりも、できたところに注目し、頑張っていることをお子様に伝わるようにきちんとほめることが、療育では必要です。


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教材の紹介「ボールを取り出せ!」

今日紹介する教材は、「ボールを取り出せ!」です。

段ボールに穴が3つ開いています。
この穴から、ボールがひょこっと姿を見せます。


ボールを取ろうとすると……あれあれ、ボールが引っ込んで、別の穴から出てきます。


どの穴からボールが出てくるか、集中して見て、出てきたボールをしっかりと目でとらえる必要があります。
また、ボールを穴から取り出すためには、上手に手を使う必要があります。

モグラたたきでは、出てきたモグラをたたきますが、この教材では、出てきたボールを手で取りだします。
お子様は、ゲーム感覚で、楽しんで取り組んでいます。


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教材の紹介「ペープサート もぐもぐさん」

今日紹介する教材は、「ペープサート もぐもぐさん」です。
※ペープサートの意味は、「紙の人形劇」です。

動物と食べ物の絵を、丸い型紙に描き、中心から一本だけ切れ目を入れます。


これで「もぐもぐさん」の出来上がりです。


歌をうたいながらもぐもぐ……、あれあれって感じで、子どもたちの目はくぎ付けになります。

楽しみながら、絵に集中したり、動くものを目で追ったりしていけます。


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2018年8月30日木曜日

自閉症のお子様への支援「構造化」

自閉症のお子様への支援の一つとして、「構造化」というものがあります。

構造化とは、

「いつ、どこで、何を、どのようにやって、いつ終わって、次は何をするのか」

など、自閉症のお子様が苦手とする「意味を理解すること」「見通しを持つこと」などを、分かりやすくしていくことをいいます。



言葉よりも、視覚的な情報のほうが理解しやすい自閉症のお子様も多くいます。
そこで、視覚的な情報を活用し、お子様に合った方法で支援をしていくことが、必要となります。

ここでは、ご家庭でも取り組みやすい、場所と時間の構造化について、説明していきます。

  • 場所
「ここではこれをやります」と、場所によってやることを決めると、場所とやることの関係性が理解しやすくなります。
場所によって仕切りを作ったり、床の色を少し変えたりするなどの工夫をすることもできます。
  • 時間
スケジュールを、絵カードなどにして上から順番に並べていき、やることを説明するようにしていきます。
今やっていることには矢印を付けたり、終わったものはカードを取り外したりすると、目で見てわかりやすいので、見通しを持ちやすくなります。
タイマーを活用するのも、「音が鳴ったら終わり」という点で、分かりやすさがあります。


構造化の方法は、すべてのお子様が同じ方法というわけではありません。お子様一人ひとりが得意不得意とするところは、みんな違います。
無理なく一番合った方法で取り組まれることが、お子様にとってもよりよいことです。


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2018年8月29日水曜日

【変更】あそび場開放 9月スケジュール



※9月1日追記
9月2日(日)を急遽追加いたしました。

8月もまもなく終わり、夏休みも終わりです。
季節はもうすぐ秋ですが、残暑厳しい日々が続きます。
体調にはご自愛ください。

9月のあそび場開放のスケジュールは以下の通りです。


9月2日(日)
9月6日(木)~9月9日(日)
9月13日(木)~9月16日(日)
9月20日(木)~9月23日(日)
9月27日(木)~9月30日(日)

時間 13:30~16:30

スケジュールは療育の関係で中止、変更になる場合がございます。
変更があった場合、速やかにブログ、facebookでお知らせ致します。
せっかく来ていただいても対応できないことがありますので、事前にご確認の上、お越しください。
直接事業所にお問い合わせいただいてもかまいません。


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2018年8月26日日曜日

発達障害のお子様へ配慮したいこと

発達障害と一言でいっても、一人ひとり得意なことや苦手なことは違います。
ですが、共通して配慮したいことがあります。

ここでは、発達障害があるお子様と一緒に過ごしていく上で、特に気を付けたいことを説明していきたいと思います。


  • 説明は簡潔に分かりやすく
発達障害があるお子様は、説明されたことを理解するのに時間がかかることがあります。
何かの説明をする場合は、「一つ一つ短く区切り、順を追って、できるだけ具体的に説明をする」ことが大切です。その結果、お子様は説明を理解し、見通しをもって行動することがしやすくなります。

  • あいまいな表現は避ける
例えば、「あれ取ってきて」「ちょっと待って」という、あいまいな表現がよく理解できないことがあります。具体的に何を取ってくるのか、何時まで待つのかなど、丁寧な説明をしていきましょう。

  • 環境を整える
大きな音や聞きなれない音が苦手な自閉症のお子様は多くいます。音だけではなく、光や触った感触など、一人ひとり、苦手な刺激が違うことが多くあります。
日常生活を送る上で、どうしても避けることができない刺激はありますが、できるだけお子様が安心できるような環境を整えていきましょう。

  • 視覚的な情報を活用する
言葉だけでの説明よりも、絵カードや写真・図などを使った説明の方が分かりやすいお子様もいます。何かの説明をするときは、視覚的な情報も同時に使いながら説明していくと、お子様も理解しやすくなります。


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2018年8月25日土曜日

教材の紹介「ロードマップ」

自動車に興味があるお子様も多くいます。

自動車で遊ぶとき、単に車を走らせるよりも、もっと楽しく遊べる方法があります。
それがロードマップです。

マットを4枚組み合わせ、その上に白いビニールテープで横断歩道などを作ります。
信号機を置いても面白いと思います。


車をたくさん走らせると、まるで一つの町ができ上がっているようです。


遊びの中でこのロードマップを使っていますが、お子様は、「ここはコンビニ」「この先は飛行場」と、いろいろと想像を膨らませて、楽しく遊んでいます。

この町のまわりにぐるっとプラレールを走らせて、山手線のように電車を走らせたり、駅から人が降りてくるところを想像するなど、楽しめる要素はたくさんあります。


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2018年8月24日金曜日

教材の紹介「牛乳パックのトンネル」

今回は、「牛乳パックのトンネル」を紹介します。

いろはまなびの森では、個別療育と集団療育を行っています。
サーキットは集団療育に入ります。

サーキットでは、トランポリンや一本橋などを使い、身体の動かし方やバランスのとり方、力の上手なコントロールなどを身に付けていきます。

写真の奥のほうに見えるトンネルは、牛乳パックで作っています。


正面から見た様子です。


牛乳パックを、透明なガムテープでくっつけています。


実際の療育の場面では、そのままトンネルとして中をくぐる以外にも、例えば電車ごっこのトンネルに使うなどして、楽しんでいます。


教材の使い方は一つだけではなく、工夫次第でいろいろな場面で使えます。


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2018年8月23日木曜日

教材の紹介「牛乳パックのいす」

今回は、教材とはちょっと違うのですが、「牛乳パックのいす」の紹介をします。

牛乳パックのいすは、簡単に作ることができます。
ネットで検索すると、作り方がたくさん出てきますので、ぜひご覧ください。



斜め上から見たところです。
赤いところにお子様が腰を掛けるようになっています。



下から見たところです。
六角形のいすです。


いろはまなびの森では、このいすを靴箱の前に置いています。
お子様の体形にもよりますが、床に座って靴をはいたり、立ったままはくよりも、座ったほうが安定して靴を履くことができています。

牛乳パックを使うメリットは、ずばり「低予算で作れる」という点でしょう。
見た目よりも丈夫という点もあります。

牛乳パックは、工夫次第でいろいろなことに使うことができます。
過去の記事の中では、


このような使い方もしています。

低予算でもきちんとしたものが作れますので、ご家庭でも何か作ってみてはいかがですか?


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2018年8月22日水曜日

教材の紹介「カレンダー」

今回は、「カレンダー」の教材を紹介します。


この教材では、今日の「月」「日」「曜日」「天気」を、カードを置いて学習できるようになっています。

「暦というものがを知ること」

が、この教材のねらいです。

実際の療育の場では、次のような使い方をしていす。
  • 今日の日付とやることの確認をまず行う。
  • 上の写真のカレンダーを出す。
  • お子様がスタッフと一緒に月・日・曜日・天気を一つひとつ確認しながら、完成させる。
  • 最後に復唱をする。

繰り返して取り組むことにより、カレンダーをより身近に感じている様子が見られます。


「今日という一日があること」
「今日だけではなくて、明日やあさって、またその先もあること」

私たちは、当たり前のようにカレンダーを使い、スケージュールを立てたり、予定の確認をしたりして、見通しを持って毎日を過ごしています。

暦というものがあることが分かると、毎日の生活に見通しを持つことができます。

ここではカレンダーですが、ここに時計や時間の概念を加えることによって、一日の生活の見通しも持つことができます。

一日の生活の見通し → 少し長い(例えば1週間など)生活の見通し

など、使い方を工夫すると、発展的な学習につなげることができます。


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教材の紹介「ボール落とし」

今回紹介する教材は、「ボール落とし」です。


ハンガー掛けに、ひもを付けたかごを取り付け、その中にボールを入れています。


ひもを引っ張ることにより、かごが傾いて、かごに開けた穴からボールが落ちてきます。


ひもの太さや高さなどを変えて、難易度を変えることもできます。

この教材のねらいは、
  • しっかりひもを握って引っ張ることができる
  • ひもを引っ張ったら、ボールが落ちてくるという、因果関係が分かる
  • 集中して物事に取り組む
などです。

実際の療育の場では、次のような使い方をしています。

  • ボール落としが出てくる
  • お子様が気づき、ひもを引っ張ろうとする。
  • ひもを引っ張ると、ボールが落ちる
  • 落ちたボールを握り、床に転がして遊ぶ。


この教材を使っているお子様が初めて取り組んだときは、何をするものなのか分からず、少し不安そうな顔をしていました。
スタッフが見本を見せて、ひもを引っ張るとボールが落ちてくることが分かると、自分から進んでひもを引っ張り始めました。


また、次の写真のように、ひものついたボールを、いろいろな高さで直接ハンガー掛けに取り付け、ボールを直接手で取るという風に変えることもできます。

ハンガー掛けは高さの調節が簡単にできますので、お子様の背の高さに合わせて取り組むことができます。


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2018年8月18日土曜日

教材の紹介「段ボールの電車」

今回は、「段ボールの電車」の紹介をします。

大きな段ボールに装飾をして、ひもを通しています。


段ボールの電車ですが、いろんなねらいを持たせて使うことができます。

  • 電車ごっこなどの見立て遊び
  • 速さや揺れを変化させて、体のバランスを保つ
  • 乗り降りや発車・停車の時の、友だちやスタッフとのコミュニケーション
  • どこまで行ったら終点になるという、活動の見通しを持つ力
  • 踏切では止まるなどといったルールの理解
お子様が活動を楽しみながら、いろいろな力を身に付けていくことができます。

段ボールの大きさを変えたり、違った模様の段ボール電車があったりすると、その変化にお子様の興味もより高まります。

段ボール一つ、ひも一本あれば作ることができます。
ご家庭で作って遊んでみるのも、よいかもしれませんね。



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2018年8月17日金曜日

教材の紹介「段ボールハウス」

今回は、段ボールハウスの紹介をします。


トイレットペーパーが入っている、大きな段ボールを使っています。

せまい場所や暗い場所が怖いお子様のために、上の写真に屋根はありませんが、必要に応じて使ったりします。

ドアをトントンとして中に入ったり、さようならといって外に出るなど、コミュニケーションの練習に使うことができます。

側面には窓枠をつけているので、ここから外の人とやり取りをすることもできます。

また、刺激が少なく落ち着いた場所が好きなお子様は、中で遊んだり課題に取り組んだりと、使い方は様々にある段ボールハウスです。

中に置いている好きなおもちゃが欲しくて中に入ってきたり、その時のやり取りを笑顔でしたりするなど、お子様にとっては楽しい教材となっています。



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2018年8月16日木曜日

教材の見やすさへの配慮

療育では、多くの場面で教材を使います。
今回は、「教材の見やすさ」について、見ていきたいと思います。

まず、下の画像をご覧下さい。


どちらも黄色で「あいうえお」と書かれています。
違いは背景が黒であるか、白であるかです。

どちらが見やすいかは、見てもお分かりの通り、「背景が黒、文字が黄色」の場合です。

教材は、お子様の目でしっかりととらえられていなければ、その効果は半減してしまいます。

しっかりと目で見て認識して欲しいものは、お子様がはっきりと見えるよう工夫をする必要があります。
上の例では、色のコントラストの違いでの見やすさの工夫でしたが、他にも

  • 教材を見せる適切な位置や高さ
  • 漠然と見せるのではなく、例えば音を鳴らしたり、動かしたりしながら見せる
  • 教材のまわりやうしろに、余計な物を置かない

など、私たちスタッフは、様々な工夫をしています。


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2018年8月13日月曜日

自発的なコミュニケーションを支援するためには

コミュニケーションを支援するにあたって大切にしていることの一つに、お子様の

「自分から何かを伝えたいという意欲を大切にすること」

があげられます。
そのために私たち職員は、お子様の小さな変化を見逃さないことが必要だと思っています。

伝えたいことがあってそれを伝えようとするとき、そのときのお子様の気持ちは、体の動きとなって表されることが多くあります。
その動きはとても小さく、見逃してしまいそうな動きです。

その動きをしっかりと受け止め、お子様にかえしていくことにより、お子様の中に

「自分の気持ちが受け止められたんだ」

という気持ちが芽生えます。
それが何度も繰り返されると、自分の気持ちが相手に伝わることが分かり、コミュニケーションの意欲につながっていきます。

お子様の何気ない動き、ちょっとした変化に気がつくことが、お子様の自発的なコミュニケーション支援へとつながっていきます。


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2018年8月11日土曜日

【求人】スタッフを募集しています!!

いろはまなびの森は、6月1日にオープンした事業所です。
利用者増にともない、新しいスタッフを募集します。
駅から近く、通勤にも便利な場所です。
元気いっぱいの小さな笑顔が、あなたを待っています。



【資格】
 保育士/教員免許/PT/ST/OT/臨床心理士
 児童と関わる仕事の経験2年以上
【時間】
 9時~18時の間
 週1日、3時間からでOK
【勤務内容】
 発達に遅れのある子どもたちと遊びながら、成長をサポートする仕事です。
 小人数制なので、子ども一人ひとりとじっくり関わることができます。
 子どもたちの成長を観察でき、やりがいがある仕事です。
【応募】
 詳細については、ホームページをご覧ください。

 ➡ http://iroha-manabi.com/recruit.html

 いろは まなびの森 みずほ台
 担当:瀧田
 富士見市西みずほ台3-1-2
 049-293-3581


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2018年8月10日金曜日

時間を意識させるための工夫

数字が読めて、時計の見方を勉強しているお子様もいます。

「長い針が12のところに来たら、おわりですよ」

よく聞く言葉です。

「長い針がどこに来たら」

という部分をより分かりやすくするために、数字の横にシールを貼ることがあげられます。


この写真の場合だと、

「時計の長い針が、9のところに来たら」

ということを、シールを貼ることによって分かりやすくしています。

たくさんある情報の中から、必要な情報を見つけ出すためには、その情報が目立つようにする必要があります。この写真の例でいうと、黄色いシールを貼ることによって、9という数字が目の中に入りやすくなっています。

これ以外でも、色のコントラストを付けて、必要な情報をより際立たせるという方法もあります。

療育では教材を使います。その教材が見やすければ、それだけお子様の理解を深めることにもつながっていきます。


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2018年8月9日木曜日

療育の環境を整える

療育を行うとき、その環境を整えることが大切です。



発達障害の特徴として、感覚が過敏で、視覚、聴覚、触覚など、個人差はありますが、周囲からの感覚に過剰に反応してまうことがあげられます。
そのため、物事に集中することができにくいこという状態が引き起こされます。

療育に取り組む際は、集中できない状況を排除するために、環境を整えることが必要です。

集中できない大きな原因の一つとして、視覚からの情報が多すぎることがあげられます。
いろはまなびの森では、このような環境で、個別療育を行っています。

壁には何も貼らず、周囲が見えないようにパーティションで区切っています。
これにより、目に入ってくる情報は教材と療育者のみとなり、より集中して取り組むことができるようになります。


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2018年8月8日水曜日

コミュニケーションを支援する「コミュニケーションブック」

自閉症などの発達障害のあるお子様には、言葉でのコミュニケーションに課題がある場合があります。

自閉症のお子様の特徴として、耳からの情報(言葉など)よりも、目からの情報(絵など)のほうが理解しやすい(視覚優位性)ということがあげられます。

この特徴を生かして、絵やシンボルなどでコミュニケーションを支援する「コミュニケーションブック」があります。

うまく言葉で気持ちを伝えることができなくても、コミュニケーションブックで、人とのコミュニケーションを支援していくことができます。


伝えたい気持ちを、指差ししながら伝えられるようになると、伝えられることが増え、コミュニケーションに対する意欲が増していくことも多くあります。

市販されているものもありますし、お子様に合わせて作ることも可能です。
また、スマホアプリでも、コミュニケーションを支援するものもあり、スマホの絵を見せながらコミュニケーションをとっているお子様も、多くいます。

お子様がよりスムーズにコミュニケーションが取れるよう、様々な方法で支援していくことができます。

いろはまなびの森では、療育の流れを、視覚的にわかりやすくお子様に説明する(今日取り組むことが、イラストや文字などで分かるようになっている)取り組みを行っています。


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2018年8月6日月曜日

スマホやタブレットの活用

今回は、発達障害のお子様を支援するアプリをご紹介します。

アプリ「こえキャッチ」


人と話をするとき、声が大きすぎるなど、場に適する声の大きさで話すことに課題があるお子様は少なくありません。
このアプリでは、適する声の大きさを、楽しみながら学ぶことができます。

マイクに向かって声を出すと、カゴを持った動物たちが木から落ちてくるスイーツをキャッチしてくれます。指示されるボリュームに合わせて声を出し、ゲームをクリアしていくことを通して、自分の声がどれくらい大きいか・小さいかという抽象的な概念を視覚的に捉えることができるようになり、自然と日常生活に適切な声の大きさを理解することができます。
文章の引用元:http://litalico.co.jp/news/11710

 以下のサイトでダウロードすることができます。




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2018年8月4日土曜日

姿勢を保持するための工夫

お子様の体形は様々で、いすが体にぴたっと合わないことがあります。




そのようなときに、牛乳パックを活用して、からだを保持することができます。
下の写真では、腰を保持し、足の高さを適切にして座るときに使っている様子です。


腰を支える部分は、牛乳パックをコの字型にして接着しています。


足の高さは、牛乳パックを四角い形にして接着しています。


ここで紹介したものは一例で、牛乳パックの接着の仕方を変えることによって、一人ひとりに合わせたものを作ることができます。


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2018年8月3日金曜日

コミュニケーションの重要性

療育を行う上で私たち職員が気を付けていることの一つとして、

「お子様とのコミュニケーションを大切にする」

ことがあげられます。



療育では、教材などを使ってお子様が必要としている力を伸ばし、将来的に自立していくための力を身に付けていきます。
そのためには、お子様の実態に合った教材を、効果的に使うことが必要です。

ただ、療育は、単に教材に取り組むだけの時間ではありません。
できたことや頑張ったことをほめられてうれしいと思う気持ち、もっとやりたいという気持ちが必要です。

そのためには、人と人との気持ちのやり取り、すなわち、お子様と職員とのコミュニケーションが大切です。

「できたよ、ほめて!」「よくできたね、えらいよ」というやり取りを通して、子どもの心が喜びに満たされたり、やる気が高まったりしていき、結果としてよりよい療育につながると考えています。


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2018年8月2日木曜日

教材の紹介「つながる電車」

今日紹介する教材は、「つながる電車」です。


先頭車両の絵カード1枚と、その後に連結する車両部分の絵カードが何枚もあります。

下の写真のように、カードの端の部分にマジックテープを貼り付けてあります。
この部分で、電車を連結させていきます。

すると、このように電車がどんどん長くなっていきます。

電車に興味があるお子様は少なくありません。
電車のカードを一つずつつなげていくという作業を通して、例えば「ここにあるカードを全部つなげてみよう」と、電車を完成させるという目的を持った活動に最後まで取り組んだり、「ここにある車両は、全部で何枚あるかな?」と、数を数える学習に使ったりすることもできます。

また、いろんな形や色の電車を用意して、「同じ形の電車はどれかな?」「同じ色の電車は?」などと、形や色を弁別する学習にも使うことができます。

教材の使い方は一つではなく、同じ教材でも、様々な目的で使うことができます。


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2018年8月1日水曜日

【再連絡】あそびば開放8月スケジュール

おはようございます。
8月始まりましたね。
夏休み期間中、暑くてどこにも行けないという方、いろはのあそびば開放にお越しください。
フリードリンクを用意し、室内を涼しくしてお待ちしています。
現在のスケジュールは以下の通りです。
あそびば開放8月スケジュール


8月2日(木)~8月5日(日)
8月9日(木)~8月12日(日)
8月16日(木)~8月19日(日)
8月23日(木)~8月26日(日)
8月30日(木)~8月31日(金)

時間 13:30~16:30


スケジュールは療育の関係で中止、変更になる場合がございます。
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直接事業所にお問い合わせいただいてもかまいません。