2018年8月22日水曜日

教材の紹介「ボール落とし」

今回紹介する教材は、「ボール落とし」です。


ハンガー掛けに、ひもを付けたかごを取り付け、その中にボールを入れています。


ひもを引っ張ることにより、かごが傾いて、かごに開けた穴からボールが落ちてきます。


ひもの太さや高さなどを変えて、難易度を変えることもできます。

この教材のねらいは、
  • しっかりひもを握って引っ張ることができる
  • ひもを引っ張ったら、ボールが落ちてくるという、因果関係が分かる
  • 集中して物事に取り組む
などです。

実際の療育の場では、次のような使い方をしています。

  • ボール落としが出てくる
  • お子様が気づき、ひもを引っ張ろうとする。
  • ひもを引っ張ると、ボールが落ちる
  • 落ちたボールを握り、床に転がして遊ぶ。


この教材を使っているお子様が初めて取り組んだときは、何をするものなのか分からず、少し不安そうな顔をしていました。
スタッフが見本を見せて、ひもを引っ張るとボールが落ちてくることが分かると、自分から進んでひもを引っ張り始めました。


また、次の写真のように、ひものついたボールを、いろいろな高さで直接ハンガー掛けに取り付け、ボールを直接手で取るという風に変えることもできます。

ハンガー掛けは高さの調節が簡単にできますので、お子様の背の高さに合わせて取り組むことができます。


いろはまなびの森のホームページもご覧ください!

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